入社のきっかけを教えてください。
長井工業高校で簡単な配管の実習があって、そこで興味をもったのがきっかけです。小さい時から、重機や土を掘って何かをするのが好きだったというのもあります。
現在担当している業務を教えてください。
入社してみると、設備工事は業務の幅が広くて、配管もすれば土工もします。一通り経験して、自分は細かい作業が性に合っていると感じたので、住宅設備を主に担当するようになりました。
住宅設備は、住宅の水道、トイレ、キッチン、洗濯機など、水回りの全てに水道の配管をして、最終的に外を掘ってマンホールに繋げる、上下水道を整備する仕事です。必要な配管を計って寸法を出し、設置するという部分で、精度を求められます。細かい作業は大変でもありますが、難しいとその分テンションが上がりますね。
やりがいを感じるところを教えてください。
入社して20年になりますが、やはり何もないところに水を引っ張てきて、ちゃんとし水が出たときは安心しますね。一から作って、それぞれの場所に配管して、蛇口をつけて。そして水漏れがない。この瞬間が最も達成感を感じます。
大変なことはありますか。
例えば土を掘る時に、崩れやすい地盤だったり、水が湧いてくる場所だったりすると、大変ですね。崩れや水の対策をして進める必要があります。
それから、冬場は寒いです。私は住宅担当なので屋内に入れることもありますが、業務によってはずっと外の事もあります。
仕事において、こだわりを持っていることはありますか。
いかにうまく段取りするか、ですね。
その日の作業内容を確認して今日はパイプが何本いるか、材料の予備はちゃんと車に積んでいるか。いかに無駄なく仕事が進められるかは、段取りにかかっていると思います。段取りがうまくいって思い通りに行くと楽しいし、数をこなせば自信になる。加えて丁寧な仕事をすれば信頼も得られます。「渋谷さんなら安心だ」と言ってもらえるとやっぱりうれしいですね。
今後の目標を教えてください。
人が少なくなっていますから、若い人を育てていきたいという気持ちがあります。
覚えるまでは大変だけど、分かるようになれば面白いのが配管の仕事です。ライフラインですから、絶対になくならない仕事でもあります。日々の水回りトラブルから、災害が起きたときの復旧まで、置賜地域は大体カバーできると思います。お客様を大事にしつつ、地域密着型でやっていきたいです。